昨日のことですが、ワールドカップ開催国ドイツとポーランドの試合が行われ、ドイツがホームの利を生かしてかロスタイムでの決勝点という劇的な勝利を収めました。試合の帰りに街を歩いていると、
ドイツ人みんながお祭り騒ぎ!私が滞在している場所の前の通りでも夜中の2時3時まで、勝利の喜びの歌や車のクラクションが響き渡っていました。街中がそんな雰囲気になるのも、開催国ならではなんでしょうね。4年前のワールドカップでも日本中が日本代表の勝利にお祭り騒ぎになっていたのを思い出しました。
さて、今日はドイツ北部のハンブルグで行われたコスタリカ対エクアドルの試合を見ました。今まで、日本戦以外の試合では比較的中立的な視点で試合を見ていたのですが、今日はどちらかの国についてみようと思ってエクアドルの応援についてみました。特に深い理由はないんですが…周りにエクアドルの人たちがたくさんいたので。
エクアドルからきた家族。おばあちゃんもエクアドルの応援準備はばっちり。
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サッカーの応援では定番となっているフェイスペインティング。私も挑戦してみたくなって、写真を撮ってもらった女の子に「どこでやったの?」と聞いてみたところ「あそこにいる人達にやってもらったのよ!」と。早速行ってみました。そこには全身エクアドルカラーに染まった男の人が!私もお願いしてやってもらいました。
私が日本人だということを知った彼は、
流暢な日本語で「私の名前は
ホセです。」と話しかけてきたのです!
なので私も「Me llamo Mariko」
(私はまりこです)と
スペイン語でお返し。
日本での勉強がちょっと役に立った瞬間でした☆
試合前に立ち寄ったフードコートで撮った1枚。
「ほら、これ持って!」とエクアドルバッグをを渡されて…。私が被っている帽子はエクアドルの伝統的な帽子だそうです。スタジアムの周辺でエクアドルの観光局(?)の人がみんなに配っていました!
スタジアムは見事、
赤と
黄色のサポーターで埋め尽くされていました。
ウェーブ!途切れることなく、何周も続いていました。
全身エクアドルの赤ちゃん。
あまりの大歓声でちょっと驚き気味でした。
ハノーバーから来たドイツ人親子。日本のジャージーを着ている私を見かけて「一緒に写真を撮って!」と声をかけてきてくれました。日本チームにとても興味を持っていたようで「この前の試合は残念だったね。絶対勝てると思ってたのに…。」と残念そうに言っていました。
「次のクロアチア戦は勝てるといいね!」
「昨日の調子で3戦全部勝てるといいね!」
と両国の健闘を祈って。
試合前に一緒にフェイスペインティングをした女の子。私が間違えて「コスタリカから来たの?」と言ってしまったにも関わらず「違うよ!エクアドル!!」と笑いながら許してくれたんです。顔を覚えていてくれたのか、偶然スタジアム内で再会して「また会ったわね!」と声をかけてくれました!
こちらのコスタリカサポーターも私が日本人ということで声をかけてきた人の一人。バナナをドイツへ輸出する仕事をしているそうです。サッカー観戦がとても好きなようで、ワールドカップ以外のサッカーの国際試合を観戦しに各国を飛び回っているんだそう。「おかげでお金がすぐ飛んでいっちゃうんだよー。」と苦笑い。4年前の日韓共催のワールドカップも見に行って神戸のスタジアムが気に入った!と言っていました。
今日は今まで以上に「日本から来たの?」「こんにちは!」と声をかけられた日だった気がします。日本という国(人)に興味を持ってくれたということ、そして試合に関係なくとも国であっても友好的に接してくれたことが素直にとてもうれしかったです☆
試合の帰りにフランクフルト中央駅近くで2人の女の子と友達になりました。2人とも出身はドイツなのですが、一人はガーナ系ドイツ人、もう一人はクロアチア系ドイツ人なんだそうです。クロアチアの女の子は今度の日本対クロアチアを見に行くと言っていました!スタジアムで会えたらいいな☆
「クロアチア・ガーナ、がんばれ!」
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おまけ
スタジアムの外にあったゴミ箱です。
異常な数の
バナナの皮。エクアドル・コスタリカが
バナナの産地だから??