さて、今回はケルンの街の様子をお届けします。ケルン中央駅に着くとまず目を引くのが
中央駅の天井です。まるでイタリアのシスティーナ礼拝堂のようですね!
前回紹介したケルン大聖堂の周りには広場があって、たくさんの大道芸人がそれぞれの芸を披露して歩く人々を楽しませています。
広場の石畳にチョークで絵を描いています。
何を描いているんだろう??帰りに通りかかると…立派な
モーツァルトの肖像画が出来上がっていました。とてもすばらしい出来です!!
大聖堂に代表されるように、ケルンには多くの文化遺産が集まっているようです。今回は時間の都合上見に行くことは出来なかったのですが、博物館もたくさんありましたよ。
みなさんご存知のように、ドイツには様々な種類のビールがあります。日本で飲める日本酒の種類が地域によって特徴があるように、ドイツビールも地域によって味や色が変わってきます。
こちらは
ケルシュビアと呼ばれるケルンのビール。ちょっと細めのグラスが特徴的です。苦味が少なくてあっさりしていました。
ドイツの人達は本当によくビールを飲みます。水代わりに飲んでいるんじゃないか?と思ってしまうほど。なんと言っても、ドイツでは
水よりビールのほうが安いんですよ!水がボトル1本1ユーロ50セントくらいなのに対して、ビールは1ビン1ユーロしないんです。ものによっては65セントなんてものも…。ビール好きにはたまらない天国ですね!
こうやってテラスで日差しを浴びながら
昼間からみんなビールを飲んでいます。
ケルンは古い建築様式があることで有名ですが、それだけでなくショッピングも堪能できます!
この通りは歩行者天国になっていて道の両側にはレストラン、洋服、雑貨などなどたくさんの店が並んでいましたよ。
みなさん、
オーデコロンってケルンが発祥の地だということを知っていましたか?フランス語で
「ケルンの水」と言う意味なんです。18世紀にフランス軍によってケルンが占拠され、そのときにフランス軍の兵士がこの「ケルンの水」を持ち帰ったことから世界に広まったそうですよ。
お店には「ケルンの水」の泉がありました!
本当にオーデコロンが流れています。
帰り、駅に向かう途中にハーレー乗りのおじさんに出会いました!
イタリア出身のおじさんは今はケルンに住んでいるそうです。話がサッカーのことになると「この前のイタリアの試合(対オーストラリア戦で最後の最後にPKで勝利を決めた試合)はダメだね。もっといい試合を見せてもらわなきゃ!」と。ヘルメットまで被らせてもらって写真を撮らせてもらいました!かっこいいなぁ!!
ハーリー(おじさんの名前)、イタリア!
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
今回のケルン観光では、今までとは違いサッカーとは直接的に関係の無い場所を回りましたが、そこで出会う人とは「サッカー」の話で盛り上がることができたのです。以前にイランサポーターと友達になったときに、彼が「ワールドカップは本当にすばらしいイベントだよ。国や宗教関係なく、みんながサッカーを楽しめるんだから。」と言っていたのがものすごく私の心に残りました。
こんにちは、日本!
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
スタジアムでハーフタイムに流れるコマーシャルに「文化や国は違えど私達はサッカーという1つの言語を話している」といった内容のものがあるのですが、まさに「サッカー」という共通項が人と人とをつなげているんだなーということを実感しました。そんなサッカーのワールドカップの新たな魅力を実感した観光でもありました!