今日はドイツのパブリックビューイングを紹介したいと思います!スタジアムのある各都市には、たくさんの人が集まって試合を大画面で観戦することができる「パブリックビューイング」と呼ばれる場所があります。こちらでは
Fan Festと呼ばれているのですが、その名の通りお祭りのようなんです。
みなさんはパブリックビューイングというとどのようなものを想像しますか?実は私はパブリックビューイングを見に行ったことがなくて(大学の講堂で開かれたパブリックビューイングなら行ったことはありますが…)どんなものかというのは、ニュースや聞いた話でしかわからないのですが、スタジアムの大画面に中継映像を映し出してスタンドで応援する、というイメージがあります。
でもドイツのパブリックビューイングはそれだけで1つのお祭り会場になってしまっているんです。以前にも少し紹介したフランクフルトのFan Festa。マイン川の中に大画面が設置され、川岸からサポーター達が試合の様子を観戦できます。そして試合を観戦できるだけでなく、オフィシャルグッズが買える店や、軽食やビールを売っている屋台。
サポーター同士の交流の場!
そして誰でも参加することのできるフットサルのコートがあったり、観覧車があったり…と試合を観戦するためだけでなく、
「天気もいいし、散歩がてらFan Festに行ってみる?」という感じで気軽に足を運べる場所となんです。
ちなみに、この前Fan Festにあった観覧車に乗ってみました。日本の観覧車と違って囲いがないうえに超高速回転。そして気前のいいことに5~6周してくれちゃうんです。ちょっと怖かったけれど、すっごーい気持ちいい!フランクフルトの街を遠くまで見渡せて、風もとてもすがすがしかった!
こういったパブリックビューイングをこれからどんどん日本も取り入れてもらいたいなー、と感じます。スタジアムの中でしか雰囲気を味わえないというのではなく、スタジアムと同じような雰囲気を味わえるような場所を作ったりすることで新たなサッカーの楽しみ方というのもできると思いました。
さて、シュトゥットガルトでスペイン対チュニジアの試合を見てきました。スタジアム周辺で「必勝」と書かれた日本のはちまきをしたスペインサポーターを発見!「そのはちまきどうしたの?」と聞いてみたところ、「日本人にもらったんだよ!」と。でもどうやらどっちが上かは教えてもらわなかったらしく、1人のはちまきが上下さかさまに…。ちゃんと直してから一緒に写真をとりました!
会えてうれしいよ!
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
この試合はどこかで目にしたことのあるような試合展開となりました。最初チュニジアが1点先制したものの、後半に入ってからスペインの猛攻撃により3点を決められ、3-1でスペインの勝利。これでスペインは決勝トーナメントの進出を決めました。
チュニジアは先制したものの3点という点を取られての敗戦。日本も同じような経験をしているだけに、チュニジアのサポーターの気持ちもわかる気がしました。
先制点を取った瞬間のチュニジアサポーター
決勝トーナメントへの道が閉ざされてしまったわけではないということなので、あきらめずに次の試合も精一杯戦ってもらいたいですね!
最後に、シュトゥットガルトに向かう途中このブログを読んでくださっている日本人の方に会いました。
ブログを読んでいる方からの反応をコメントだけでなく、実際にお会いして「読んでますよ!」と言われるとやはりうれしいものです。ワールドカップが開幕してから、本当に多くの方がこのブログを訪れてくださっています。
各国サポーターとの撮影写真はこちら⇒
先日の日本代表の対クロアチア戦があった日に取材を受けて、その記事がウェブサイトに掲載されてからは今まで以上に多くの方にこのブログを訪れてくださいました。本当にありがとうございます!
これからも皆さんにドイツの様子をレポートできるようがんばっていきます☆